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Tad McNulty

Tad McNulty
1964年アメリカのボストンで生まれ、コネチカット州で育つ。 エスニック料理からフランス料理まで、ニューヨーク中のあらゆる食べ物屋に父親から連れて行ってもらい、料理の得意な母親の下、食いしん坊になっていった。 大学では英文学を専攻し、特別講座の茶道を通じて日本文化に興味をもち、1989年来日、京都に住む。
そして、日本文化の粋である懐石料理を知り、魅了される。
1994年からサンフランシスコに住み、その間、友人になった道教のお坊さんより薬膳料理を習う。日本料理が忘れられず、1999年から再び京都に住み、英語に関する仕事をしながら“京おばんざい”と、“精進料理”の習得に励む日々。
日本料理に関する本は、江戸時代の古書から現代の本まで100冊以上を蒐集する。 趣味は旅行を通じていろんな国の食を体験すること。ヒマラヤでトレッキングをしながらラダク族の素朴な食文化に触れた旅が最近の思い出。

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あき乃ママは、九州から京都に移り住んで12年。
現在お寺で精進料理を学んでいます。
京料理勉強中の腕試しに、タッドと一緒に"かぶらむし"と、
"ゴマ豆腐"を作ります。

2007/07

かぶらむしとゴマ豆腐

京料理 かぶらむしとゴマ豆腐

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・ タッドのつぶやき

【かぶらむし】

日本の冬は蒸した物が多いけど、欧米はオーブンでバターやチーズを入れて、とても濃い味。
ぼくは日本の薄味が大好き。
欧米では薄味“THIN TASTE”, 悪い評価のときに使う言葉。日本は褒め言葉。
When in doubt, in America, we use more. In Japan, you use less.


アメリカではかぶのお料理は全然好きではなかった。
固いし、えぐみもあり。
Japanese kabu is sweet and tender.


ゆりね、ぎんなん、きくらげ、全てアメリカでは食べる習慣は無かった。でも、健康に良いし、全て風情を感じてぼくは大好き。
In Japan, texture is as important as taste.


くずのあんかけと、かたくりのあんかけは違う。
くずの方が色も味もクリーン。 くずを使うとだしの良さがそのまま生かされる。まるで絵のキャンバスのよう。
とろみ“body ”もくずの方が好き。かたくりは、とろみも粘りが出る。
Kuzu has a clear taste and color.


【ゴマ豆腐】

欧米ではすりばちに“mortar and pestle”が近いが、薬草を作るときに主に使う。
Mortar and pestle は、大理石で出来ているので、重さや力のかけ方が重要だが、すりばちは力というよりは、繊細な動きなのでぼくは、すりばちを使うのが大好き
When I use a suribachi, I can feel the food.


すったごまを袋に入れてこします。
袋は手ぬぐいで作った自家製です。ごまのカスはぬか漬けに入れます。
日本の文化は物を無駄にしない、“しまつ”の考え方がぼくは好きです。
I like the frugal sophistication of Kyoto.



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